大学に関する法律をまとめてみた
以前、私立大学に関する法律について勉強したことがあります。
私立大学といえど、多くの法律により学校運営方法が定められていることが分かりました。
「こんな分野も法律で決められているの!?」と。
私立大学の特徴は「自主性」にあります。
各大学はそれぞれの教育理念に基づき、特徴ある学校運営を行います。
私立大学それぞれが自主性を目指すことで初めて、教育の多様性が実現され学生の多様な夢を拾い上げる制度ができていくのだと考えます。
しかし、国がこんなにも法律によって私立大学の行動を定めていたら、私立大学の自主性は本当に実現できるのかと疑問に思っています。。
そこで今回から数回にわたり、大学を取り巻く法律のキホンについて説明をしていきます。
大学業界を目指す人や大学職員になりたての方を対象に、
「私立大学にも様々なルールがあるんだな。」とか、
「自分の大学のあのルールはこういう風に法律で定められていたんだな。」
といったことを感じてもらえることを目的に書いていきたいと思います。
細かな制度や設置基準のルールなどまでは今回では触れません。
また、
・すべての条文は取り上げず、重要だと思われる条文のみ記述
・条文内の( )の中身や細かな記述は適宜省略
・初めて見る条文もあるため、解釈が浅いところもあります。<m(__)m>
以上の点ご了承ください。
では、本編は次回から。
次回:大学職員が知っておくべき法律のキホン~憲法と教育基本法~
オススメ書籍
「速解 大学教職員の基礎知識」は大学職員必読の書です。
法律から、歴史、最新の動向まで大学職員として携わるすべての分野のキホンがカバーされた1冊。
大学職員の仕事を知りたい方はまずこちらの本から読むことをお勧めします。
大学職員へ転職を考えている方
「大学職員への道」が有名ですが、
大手転職サイトにも募集が掲載されていることがありますので、要注意です。
以前マイナビのエージェント経由での未公開案件に大学職員が募集されていることもありましたので、チェックしておくことをお勧めします。
●マイナビ