愛知県を舞台にした作品5選(映画・小説)

この記事では、愛知を舞台にした作品をご紹介します。

先日、愛知出身の友人から、「愛知を舞台にした映画はたくさんあって、どれも面白いんだ!」という話を聞きました。

調べてみると、確かに愛知を舞台にした有名な作品って(意外と?)多いんですね。
そこで、今回は愛知を舞台にした作品を5つご紹介します。

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ビリギャル

作品種類 映画・ノンフィクション本
舞台 名古屋市
公開日 書籍2013年 映画2015年

作品の正式名称は、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』。(長いw)

名古屋のお嬢様学校に通いながらも学年ビリの不良ギャルが、とあることをきっかけに慶応義塾大学を目指し、現役合格までを描いたノンフィクション作品。

「ビリギャル」の略称で注目を集め、書籍は累計発行部数100万部を超える大ヒットとなりました。
ヒットの勢いのまま、映画化が実現。
有村架純が主演しました。

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名古屋だからこその共感ポイント

言ってしまえばただのお受験物語がここまでヒットした理由には、「ビリギャル」というポップな名前にインパクトのある表紙、というマーケティング的成功が大きな要因だと思います。

そして、共感を呼びやすい人物設定も大きなポイントだったと思います。

地方に住むド田舎女子高生でもなく、東京に住むエリート家族の子でもなく、名古屋という大都市でそれなりの暮らしをしている勉強のやる気をなくしたギャル。
そんな彼女が慶応を目指し奮闘する。

この人物設定が、多くの人にとって共感できるポイントを見つけやすかったんじゃないかなと思います。

「名古屋でそれなりの暮らしをしている女子高生」というイメージしやすい人物像があったから、この作品は多くの人の共感を得られたのだと思います。
そう考えると、ビリギャルは名古屋ならではのヒット作だと感じます。


同じく、愛知県在住の方の実話をもとにしたのが、「1リットルの涙」です。

1リットルの涙

作品種類 映画・ノンフィクション本
舞台 豊橋市
公開日 書籍:1986年 映画:2005年 ドラマ:2005年

豊橋市に住む女性が難病に闘う実話をもとにしたストーリーです。

愛知県豊橋市に住む女子中学生・木藤さんは中学3年生の時に、身体の自由を徐々に奪われながら最終的には全ての運動機能を喪失してしまう難病「脊髄小脳変性症」と診断されます。

意識ははっきりとしているのに身体は少しずつ不自由になっていく、という恐怖と闘いながら、彼女は文字が書けなくなるその日まで日記を綴りました。

その日記をまとめた本が、『1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記』です。

家族と協力して難病と闘い続けた彼女の人生がそこには描かれています。

書籍が東海地方で話題になる

1986年に本が名古屋市の出版社より出版されると、東海地方で大きな反響を呼びました。
その後2005年に幻冬舎が文庫本として出版されると、その話題は全国に広がります。
発行部数210万部を超える大ヒット書籍となりました。

文庫本が出版された2005年には、映画化・ドラマ化が実現します。

映画は、全編愛知県オールロケの地元密着型の作品。
教室のシーンでは彼女が実際に通っていた愛知県立豊橋東高等学校で撮影が行われました。

そして、「1リットルの涙」を全国区にしたのはやはりドラマ版でしょう。

平均視聴率15.4% 最終回は20.5%を記録し、この年を代表するヒットドラマとなりました。
ドラマ初主演となった沢尻エリカはこれを機にブレイク。
ドラマで使用された曲は軒並み有名になりました。

劇中の合唱曲:『3月9日』(レミオロメン)
挿入歌:『粉雪』(レミオロメン)
エンディングソング:『Only Human』(K)

ちなみに、ドラマ版では、主人公が通う高校が実際の名前と異なっており、ロケ地も千葉県の高校で撮影されるなど、愛知県が舞台ではなくなっています。

がっかりされた愛知県民もいたのではないでしょうか。


原作は大分県が舞台だったのに、ドラマ版では愛知県を舞台にし、愛知県カラーを前面に押し出したユニークな作品が、『みんなエスパーだよ!』です。

みんなエスパーだよ!

作品種類 漫画・ドラマ・映画
舞台 東三河地域(ドラマ・映画のみ)
公開日 漫画:2010年 ドラマ:2013年 映画:2015年

男子高校生がひょんなことから超能力を手に入れて、世界を救うというちょっとエッチなコメディSF漫画。

テレビ東京の深夜で実写ドラマ化され、のちにまさかの映画化が実現されました。

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監督はどちらも園子温。
主人公を演じたのは、染谷将太です。

映像化の際に舞台が愛知県に変更

もともとマンガでは、大分県が舞台でした。
実写ドラマ化する際、遠方の大分県では予算上ロケが難しかったため、東三河地方が選ばれたそうです。
この地域が選ばれた理由は、wikipediaによると園子温が豊川市出身だったかららしいです。笑

ドラマ版では映像が全体的に暗めの演出がされています。(お昼のシーンでもわざと夕方ぐらいの暗さにしている)
そのため舞台がすごく閉塞感のある田舎町として描かれています。

また、なまりのきつい三河弁が多用されています。
もともと原作の設定かと思っていたのですが、園子温によるドラマ独自の演出だと知り驚きました。

『星めぐりの町』

作品種類 映画
舞台 豊田市
公開日 2018年

『蝉しぐれ』や長渕剛が主演したドラマ『とんぼ』などの脚本を手掛けた黒土三男が監督脚本を務め、『星めぐりの町』。
豊田市に暮らす実直な男性と東日本大震災で被災した少年との出会いを描いた作品です。

主演は、小林稔侍さん。
意外にもこの映画が初主演作となりました。

妻を早くに亡くし、娘と二人暮らしをしながら豊田市で豆腐屋を営んでいる勇作(演:小林稔侍)。
ある日、とある少年が警察により連れてこられた。
この少年は、妻の遠い親戚であり、3.11で家族全員を失っていた。

少年との3人暮らしが始まったが、少年は心を閉ざしたまま。
そんな少年を勇作はただ静かに見守りながら豆腐作りを続けていく。
少しずつ少年の心が解きほぐされてきたある日、豊田市に大きな地震がおそう。
少年は恐怖のあまり家を飛び出してしまう。
果たして少年の心は取り戻せるのか?

ただ寄り添うことで人と人とはつながることができることを静かに丁寧に描いたお話です。

この作品は、全編豊田市でのロケ。

名古屋鉄道が走る風景や豊田市の自然がふんだんに使われており、豊田市ならではの作品となっています。
主人公は、釜でご飯を炊き、囲炉裏を囲んで食事をとる昔ながらの生活スタイル。
豊田市の中でもかなり田舎の地域が描かれています。
昔ながらの生活を描くことで、個人主義が蔓延する現代人に対して、人間の暮らし方を改めて問い直しているのかなー?と感じました。

人と人とのつながりを描いた作品に興味がある方はおすすめの映画です。
あと、むしょうに豆腐が食べたくなる映画でした。笑


最後に愛知県が舞台になった歴史映画をご紹介します。

清須会議

作品種類 映画・小説
舞台 清須市
公開日 小説:2012年 映画:2013年

織田信長亡き後、信長の後継者を決めるために開かれた会議が、清須会議です。
後継者は、やんちゃな次男にするのか、まじめな三男か?
両陣営分かれて、喧々諤々の議論が行われる中、豊臣秀吉が提案した第三の案とは?

この歴史的会議を、三谷幸喜が豪華な俳優陣とともに映画化しました。
清須会議って聞いたことがあるけどなんだっけ? と気になる方は、ぜひご覧になられてください。

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以上、今回は5作品を紹介しました。
『ビリギャル』や『1リットルの涙』が愛知県が舞台だとは知りませんでした。

今後、愛知県作品が増えてきたら、随時アップしていきます!

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