【感想】星野源のContinuesライブに行ってきました。@さいたまスーパーアリーナ

2017年9月10日(日)、念願の星野源さんのコンサートにはじめて行くことができました。
『Family song』のCD購入者限定の先行受付に当選しチケットを入手することができたのです。

初めての源さんのライブは、期待を超える最高のパフォーマンスで、なんだか優しい気持ちにさせられました。

今回はそんな星野源さんのライブについての感想です。

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ツアーの詳細

今回参加したライブツアーは、
星野源 LIVE TOUR 2017『Continues』

2017年5月から約5カ月をかけて、全国10都市20公演を行った今回のライブツアー。
2017年5月の福岡を皮切りに、
6月の宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、
7月の大阪城ホールなどなど、全国のアリーナで公演が行われました。

当初の予定では、8月に行われる名古屋公演が千秋楽の予定でしたが、好評につき追加公演が決定。
その追加公演を今回観覧することができました。

ライブ当日

開園は17時から。
最寄り駅のさいたま新都心駅に16時に到着してみると、大混雑
駅の女性トイレは最後尾がどこだか分からない状況でした。
その反面、男子トイレはいつも通り。
思わぬところで女性人気を実感しました。

会場についてみると、入り口付近に写真コーナーを発見。
一つは、ライブ看板前での写真撮影

もう一つは、「恋」のPVで使われた衣装展示

どちらも開園が近かったからか、30分ほど並べば撮ることができました。



いざ、会場へ

今回の席は、スタンド席の400レベルというところ。
建物的には4階に位置しているようです。

源さんは米粒大の大きさで見えました。(笑)

客層は、女性が大半でしたが、家族連れもちらほら。
開園前は子どもの声が至る所から聴こえました。
その一方で高齢のご夫婦の姿も。
改めて、世代問わず好かれている存在だということを実感しました。

セットリスト

セットリストは以下の通り。

  1. FireCracker (マーティン・デニー cover) マリンバ演奏
  2. 化物
  3. 桜の森
  4. Night Troop
  5. 雨音
  6. くだらないの中に
  7. フィルム
  8. 夢の外へ

    【一流芸能人からのお祝いメッセージ】
    バカリズム・ロバート秋山・バナナマン

  9. 穴を掘る <弾き語り>
  10. 透明少女 (NUMBER GIRL cover) <弾き語り>
  11. くせのうた <弾き語り>
  12. Mad Pierrot (YMO cover)
  13. 時よ
  14. ギャグ
  15. SUN
  16. Weekend
  17. Continues
    【アンコール】
  18. 君は薔薇より美しい (ニセ明)
  19. Drinking Dance (ニセ明)
  20. Family song
  21. Friend Ship

新曲『Family song』は、今回の追加公演のみで歌われたようです。

Continues に込められた意味

ライブ中に、今回の「Continues」というタイトルに込めた意味について話していました。

マーティン・デニーの「Firecracker」(1曲目に演奏)を細野さんが聞いて、YMOを結成した。
そのYMOの「Mad Pierrot」(12曲目に演奏)を聴いて、源さんは「時よ」(13曲目に演奏)を作ったそうです。
そのようにして、
「音楽は続いていくし、どんな音楽も全て未来へつながっていく」
今回のライブでは、そんな「音楽のつながりを表現したい」、ということでContinuesと名付けたそうです。

ライブの感想

あっという間の3時間弱。
とても心が揺さぶられたライブでした。
星野源さんのアーティストとしての表現能力、人間的な懐の深さを十二分に実感しました。

自由に聞くことができた。

源さんは最初の挨拶時に、
「みなさん、自由に聞いてください。踊ってもいいし、ボーッとして聞いてもいいですし」
のようなことをおっしゃっていました。
それを聞いて自分はホッとしました。
自分は盛り上がる方ではないため、
「会場のみんな全員でタオルを回そうぜ!」とか、
「この曲では全員踊れ!」みたいな、
アーティストが行うほぼ強制的なノリがとても苦手でした。

源さんはそうはせず、「ボーッと聞いても大丈夫です。皆さん自由に聞いてください。」というメッセージを開始早々に発してくれたことで、
「周りに合わせず、自由に聞いていいんだ。」と緊張を解くことができました。
ノリの悪い人間もいてもいいんですよ。と、気遣ってくれるその優しさに、男ながら惚れました。

実際、公演中に周りを見渡すと、
ガンガン踊る若い女性。
お母さんの隣ではしゃいでいる小さな女の子。
座って手をたたいているご高齢の夫婦が。
そんな「ぐちゃぐちゃ」な状況を源さん自身も喜んでいました。

 

包み込まれる優しさ

源さんの最大の魅力は、包み込む優しさにあると感じました。

誰も批判せず、どんな人も受け入れる懐の深い優しさ。
ライブ中の発言や歌からひしひしと感じました。
特に感じられたのは、やはり新曲の『Family song』。

ただ 幸せが
一日でも多く
側にありますように
悲しみは
次のあなたへの
橋になりますように
遠い場所も繋がっているよ

「優しさ」といっても、
誰かにプレゼントをサプライズで差し上げるような、押しつけがましい優しさではなく、
実家にあるこたつのように、そっと包まれるようなぬくぬく感のある優しさを感じます。
そして、気づいたらこたつの中で寝ちゃっていて、誰かが毛布を掛けてくれていたような、そんなさりげない気遣いを彼から感じました。

星野源さんには、これからも日本の最前線でずっと活躍し続けてほしい。そう心の底から思えたライブでした。
これからの源さんの活動を今まで以上に応援していきたいです。


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