2019年の紅白歌合戦。あまり視聴率は良くなかったようですね。
視聴率のニュースには全く興味がないのですが、確かに予想通りの展開ばかりでマンネリ感を感じはしました。
ただ、そんな中でも心揺さぶられるシーンがいくつかあって、自分史上一番語りたくなる紅白でした。
この記事では特に語りたくなったアーティスト3組をご紹介します。
MISIAさんの女神感
あっ、
🌈レインボーフラッグ🚩
ドラッグクィーン
MISIAのステージで❗️#LGBTQ
を、紅白で⁉️ pic.twitter.com/HAmz6SZ1AI— しん♂ (@shin19700821) December 31, 2019
「紅とか白とか関係ない。あなたはあなた。自分らしく咲きほころう」(⇐筆者が感じたメッセージ)
紅組のトリでありながら、レインボーフラッグをかかげ、性別を超越したダンサーたちと圧倒的パフォーマンスを見せてくれたMISIAさん。
2019年の締めくくりとして、女神がステージに舞い降りてきました。
「あぁいいもの見た。」
心が浄化される気分でした。
全力で紅白に殴り掛かってきた欅坂46の勇姿に涙
【紅白】欅坂46、全身全霊の「不協和音」平手の“最後の笑み”に震えるhttps://t.co/6owEzjyov9
会場全体を震え上がらせるほどの表現力で曲を披露。最後のポーズでは平手が田村の手をぎゅっと掴み、田村も平手の頭を撫で、メンバーも寄り添うようにして全員笑顔でパフォーマンスを終えた。 pic.twitter.com/bKL2BQK2xU
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 31, 2019
「全身全霊を込めて自分たちのこぶしを紅白のステージにたたきつける」
鋭い眼光で客席をにらみながら、圧倒的熱量で激しいパフォーマンスを披露した欅坂46。
特に目を引いたのは、やはりセンターの平手さんでした。
今にも泣きそうな声で「僕は嫌だ」と叫んだら、そのあとは不敵な笑みを浮かべながら踊り狂う。耳から外れたイヤホンも気にせず激しく踊る姿に、目を奪われました。
演奏終了後、内村さんが「よくやった!素晴らしかった!新不協和音だ!」と心のこもった声援を送ると、マイクに乗らない声で平手さんが「ありがとうございました。」とつぶやく。
圧倒的な演技で放心状態にさせられていた筆者は、そのやり取りを見たら急に涙が溢れてきました。
終わりがあるから始まりがある。嵐のラストスタート
⚪️嵐
『嵐×紅白 スペシャルメドレー』白組ラストを飾るのは嵐のみなさん!
活動休止まで1年の今。
これまでとこれからを見つめる渾身のメドレーです。#NHK紅白#嵐 https://t.co/HlxuSPvC67
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 31, 2019
「活動休止までのあと1年間。全力で突っ走る!」
紅白の大トリでありつつ、活動休止まで残り1年のスタートを飾るステージとなりました。
歌ったのは、デビュー曲の「A・RA・SHI」と最新曲の「Turning up」。
どちらもアップテンポの盛り上げ曲なのですが、なんだかジーンときちゃいました。
活動終了を控えた嵐が「残り1年、全力で走り切っていこう」と、メンバーの本気が画面越しに伝わってきたからです。
2019年の紅白はこの演目で終了。
だけど、嵐はむしろここからがスタート。
終わりに向けたスタートを切った嵐。
終わりがあることで始まるものがある。
生と死の関係について考えが巡るステージでした。
紅白って演奏が終わったらすぐ次の曲が紹介されて、一曲一曲余韻に浸る時間ことができないんですよね。
そんな心の切り替えが難しい状況でも、演奏を聴くと涙が流れるぐらい感動してしまいました。
改めて歌が持つ力強さを感じさせられた紅白でした。