映画『3月のライオン』の期待と不安

いよいよ公開が近くなった映画『3月のライオン』前編と後編。

前編は2017年3月18日(土)に、
後編は2017年4月22日(土)に公開されます。

大好きな漫画作品で、キャストも本当に豪華。
公開が非常に楽しみです。

予告映像も徐々に充実しきて、内容を伺い知ることができるようになりました。
(2017年3月7日時点)

予告編を観て、ワクワクが大きくなると同時にちょっと不安に感じる点も。。

そこで今回は、漫画版3月のライオンのキホンと映画に抱く期待と不安についてまとめてみました。

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3月のライオンとは

3月のライオンとはそもそもどんな作品なのか。
映画の公式サイトにはこんな説明が。

数々の栄えある賞に輝く、ベストセラーコミック「3月のライオン」。アニメ化・実写映画化でも人気を博した名作「ハチミツとクローバー」の羽海野チカが、2007年から青年コミック誌「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載を開始し、17歳の将棋のプロ棋士を主人公としながら、男女・年代を問わず幅広い読者層の心を掴み、深く長く愛され続けている。

ハチクロで有名な羽海野(うみの)チカさんがハチクロの連載終了後、
次に取り掛かったのがなんと将棋漫画

「少女向けの青春漫画家の次の作品が、将棋!?」と誰もが驚いたと思います。
が、ふたを開けてみれば今回もしっかりとした青春物語でした。
性別問わず、知識問わず、誰もが楽しめ共感する名作となっていたのです。

漫画の簡単なあらすじ

主人公は17歳のプロ棋士桐山零(きりやまれい)。

家も無い、家族もいない、友達もいない。どこにも居場所のない彼にとって、唯一の心の友達が将棋だった。
日々の生活を将棋で埋め尽くし、将棋の世界だけで生きてきた零。

そんな彼がある日、川本家の3姉妹と出会い、食卓を一緒に囲む日々が増えていく。家族の暖かさに触れた零は、自分の居場所を少しづつそこに見出していく。

一方将棋では、親友と切磋琢磨し、恩師に出会い、多くのライバルと死闘を繰り広げ、プロとしての階段を着実に上っていく。

将棋での戦いを通して、また、人の暖かさに触れていくことで、人間的に少しづつ成長していく零。
彼は失ったものを取り戻せるのか。
様々な人間が、人とふれあい・ぶつかり合うことで、失った何かを取り戻していく優しく力強い物語。

この漫画の好きな点

私がこの作品を好きな理由は大きく2つあります。

①多様な登場人物の人生描写

3月のライオンには多様な登場人物が出てきます。
川本家の人々、学校の先生、将棋仲間や名人。
零はそれら多くの人々と出会うことで、成長をしていきます。
そんな彼ら一人一人にも物語があり、何かに悩んでいます。
漫画では零以外の人物にもちゃんとストーリーが描かれています。
(零が出てこない話もしばしば)
一人一人の物語がしっかりと作品に描かれていることで、読者は多くの場面で多くの人物に共感することができます。

読んでいていつも思うのです。
その人にはその人の人生があるんだなぁ。」と。
今の日本社会は、見ず知らずの人に冷たくあたることが多いのかなと思います。
それは他者への共感や理解が不足している証拠なのかもしれません。
この本を読むと、忘れていた他者への優しさを思い出させてくれるような気がするのです。

 

②ほのぼの感

3月のライオンにはほのぼのした温かいシーンが多く出てきます。
川本家が営んでいる和菓子屋店で新作商品を考えるシーン。
中学校で流しそうめんをしたり、ラムネをつくるシーン。

ジャンプに掲載されている少年漫画では絶対描かれないようなほのぼのシーンが随所に出てきます。
何気ないシーンなのですが、そんな場面を読むとなんだか都会の喧騒の中で忘れかけていたのんびりした優しい気持ちを思い出させてくれるのです。

特に好きなのは5巻の三日月堂の夏の新商品を考えるシーン。
三女ももちゃんの天才的な発想が笑えました。

ほのぼのした温かさの中で、多様な人生描写が描かれたこの本を読んでいると、
家族や友人との何気ない日常をもっと大事にしようかな?
なんだか、そう思えるのです。
そんな思いを抱ける漫画だからこそ今後も読んでいきたいと思いますし、また、多くの人にオススメしたいと思えるのです。

タイトルについて

「3月のライオン」というタイトル。
どういう意味なのでしょうか。

雑誌『ダヴィンチ』でのインタビューによると、
イギリスの天気に関することわざ
「March comes in like a lion and goes out like a lamb」
からきているらしいです。

日本語にすると、
3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る
という意味。

つまり、3月の気候は上旬は荒々しく、下旬になると春が近づき穏やかになるという意味らしいです。
このことわざを知った羽海野先生は「物語がつくれそうな言葉」だと感じタイトルとしたそうです。

作中の登場人物も、
辛い時期に傷だらけになったとしても、気が付けばいつかそんな時期も終わり、人々の温かさにふれていくことで、傷を癒し成長していっていますね。
まさに3月の気候と同じなのかなぁと思いつつ読んでいます。

また、3月は棋士にとって順位戦の結果が決まる時期。
3月に棋士はライオンのように荒々しくなることにちなんでいるとも言われています。

映画への期待と不安

そんな漫画が2017年実写化され、2部作として公開されます。

公開を前に期待と不安が。

【期待】

・豪華なキャスト

とにかくキャストが豪華。
主人公の桐山零役は神木隆之介
実写化するならこの人しかいないよねというぴったしの配役。

脇を固める俳優陣も本当に豪華。

  • 川本 あかり:倉科 カナ
  • 川本 ひなた:清原 果耶
  • 川本 もも :新津 ちせ(新海誠監督のお子さん)
  • 幸田 香子 :有村 架純
  • 島田 開  :佐々木 蔵之介
  • 二階堂 晴信:染谷 将太
  • 林田 高志 :高橋 一生

『3月のライオン』にとって大事な脇役。
脇役でありつつも、それぞれの人生がしっかりと描かれている作品。
そんな作品の良さをこんな豪華なキャストなら映像でも表現できるのではと期待しております。

 

【不安】

・ほのぼの感がない?

予告を見るとなんだかみんな叫んでいます。

確かに漫画でも叫ぶシーンはあります。
が、この漫画のメインは春の穏やかな気候のようなほのぼのシーンだと思っています。
それをベースに描かれる事件や登場人物の心の叫び。
ほのぼのシーンがベースにあるからこそ、人物の叫びがより心に刺さるのだと思っています。

噂によると、映画では
・ひなたちゃんの学校でのいじめ
・川本家の実父誠二郎の登場
・姉香子との確執
・ライバル二階堂の病気

そして桐山零の孤独との闘い。
など、叫びシーンがこれでもかと盛りだくさんらしい。
全12巻で描かれた重要場面をすべて映画に入れている印象。

ほのぼのシーンはしっかりと描かれているのか?
一番の不安がこの点です。

ちゃんとサンダルの入った寒天は出てくるのか?
ちゃんと将科部の野口先輩は出てくるのか?

まとめ

何はともあれ、素敵な映画になることは間違いなし。
公開まで残すところ数日。
楽しみにして公開を待ちたいと思います。

そして、観賞できましたら作品の感想をまた書いていきたいと思います。


漫画を読んでいない方はぜひとも漫画を読んでみてください。
偉そうな表現になってしまいますが、本当に多くの人に読んでもらいたいと思える素敵な作品です。
ぜひ、まずは漫画で3月のライオンの素晴らしさを味わってみてください。

現在コミックシーモアでは1巻と2巻が無料で読めるサービスが実施されています。まずは試し読みしてみてはいかがでしょうか。

コミックシーモア

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以下のサイトで『3月のライオン』を観ることができます。
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前編を観賞した感想:
映画『3月のライオン 前編』感想と後編への期待

後編を観賞した感想:
『3月のライオン 後編』の感想。~孤独な世界の出会いの物語~


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